便秘 VS お茶 ~便秘解消にお茶は効果があるのか検証してみた!~

お茶が便秘解消に良いと言われる理由

お茶に含まれるカフェインと便秘解消について

便秘とお茶

お茶(緑茶)も、便秘解消によいといわれています。

各飲み物に含まれるカフェインの量

お茶の中には、コーヒーや紅茶などと同じカフェインが含まれています。
その含有量はコップ1杯およそ150mlの中に

煎茶→30mg
番茶→15mg
玉露→180mg
ほうじ茶→30mg

因みに紅茶の中には30mg、コーヒーの中にはインスタントの場合65mg、ドリップの場合100mgが含まれていて麦茶や杜仲茶などにはカフェインは含まれていません。

便秘の人は腸が正常に働いていないことが多く、
正常に動いていないことで便を外に押し出す力自体も弱まっていることが多いのです。

カフェインで腸内を刺激!

この便を排出するためには腸内を刺激して活発にさせなければなりません。
お茶などに含まれているカフェインには
この働きを正常にしてくれる力も持っているのです!

カフェインは腸内を刺激して、便を排出するようにしてくれるので
お茶は便秘解消に有効といわれています。

が、このカフェインを多く摂りすぎてしまうと逆効果になってしまう恐れもあります。

 

カフェインを沢山摂取すると交感神経が高まる代わりに、
副交感神経が弱まってしまいます。

腸のぜん動運動は副交感神経が高まると活発になるので、
この副交感神経が弱まらない程度に飲むようにすると良いそうです。
なんでも飲みすぎは良くない、ということですね!

 

お茶に含まれるカテキンと便秘解消について

カテキンとは、つまりお茶の渋みのことです。
渋いな」と思うお茶にはこのカテキンが多く含まれています。

因みに日本人でもっとも馴染み深いのはお茶のカテキンです。

カテキンが注目されている理由!

血中コレステロール調整作用や血糖値調整作用
抗酸化作用
血圧上昇抑制
抗がん
抗菌
抗アレルギー
老化抑制

といったさまざまな嬉しい効果を持っているからなのです。
緑茶の中にはこのカテキンを豊富に含んでいます。

このカテキン、実は悪玉菌を減らしてくれる殺菌作用に加え、
善玉菌を増やしてくれる嬉しい効果も持っているのです!

 

便秘を解消する上で、この悪玉菌を減らすことはとっても大切なのですが、
緑茶のカテキンには悪玉菌を減らすと同時に便秘を解消してくれるであろう
善玉菌を活発にしてくれるので一石二鳥というわけなのです。

 

また、カテキンは腸のぜん動運動を活発にしてくれる効果も持っています。
腸のぜん動運動が活発になる=便などを外に排出しやすくなるのです。

お茶に含まれているカテキンには便秘解消に嬉しい効果はもちろん、
健康に嬉しい効果もたくさん秘めているので是非お茶を飲むことを日課にしたいものですね。

 

お茶が便秘の原因になる可能性も!?

過剰なカフェイン摂取は便秘の元?

カフェインはある程度の量を摂取すればそれは大腸の収縮を助けてくれたり、
胃の働きを活発にしてくれたりと便秘解消にも繋がるので、
便秘症の人には嬉しい飲み物なのですがこのカフェイン、
実はさまざまな飲み物にも含まれています。

「お茶は1日1杯しか飲んでいないから大丈夫」と言っても、
昼間はコーヒー、夜はウーロン茶などを飲んでしまうと
カフェインの過剰摂取になり結局便秘解消どころか
逆に便秘を悪化させてしまう恐れもあります。

 

因みに、カフェインはチョコレートやココア、
ふりかけによく入っている黄緑色の物体(抹茶です)、
PMSの薬から頭痛薬にも含まれています。

 

カフェインには、交感神経という神経を活発にしてくれる働きがあります。
交感神経が活発になってしまうことによって、
副交感神経が弱くなり腸の動きである腸のぜん動運動が弱くなってしまうことによって
便秘を引き起こしてしまうのです。

副交感神経が活発になるのは、リラックスをしている時になるそうです。
カフェインを飲むと頭が冴えたりしますが、反対にリラックスできなくなってしまいます。
ですので、カフェインの過剰摂取は便秘解消には良くないのです。

 

お茶の成分に注意!利尿作用が強い成分は便秘の元

利尿作用が強いお茶に注意!

”どんどん出る” ”食べたものをリセットするお茶” こういったお茶は、
市販されている緑茶などに比べるとかなり強い利尿作用があり、
成分は下剤と一緒であることが多いのです。

利尿作用が強いお茶は、せっかく摂取してもその水分は大腸までしっかり届くことはなく
尿として排出されてしまうため、結果として便に必要なある程度の水分が足りずに
便秘を引き起こしてしまう恐れがあります。

便秘を解消するためには、
1日およそ1.5リットル2リットルほどの水分が必要といわれています。

 

この”水分”はお茶やコーヒーはカウントしません。
ミネラルウォーターやスポーツドリンク、ハーブティー、麦茶などから摂取するのがお勧めです。

お茶やコーヒーには利尿作用があるので
いくら沢山飲んでも便秘解消に繋がることはありません。

 

また、下剤と一緒の効果を持っているキャンドルブッシュ・センノシドはとくに注意が必要です。
強い利尿作用+下剤効果があるので便秘で苦しんでいる人は
これによって更に苦しいことになってしまう恐れが!

一口にお茶と言っても、現在ではさまざまな種類の物が販売されています。
便秘解消のためにお茶を飲みたいという方は是非、
その成分や原材料にも着目して便秘解消に良いお茶を選んでみてはいかがでしょうか。

 

冷たい飲み物は便秘の元!飲むときは常温が良い!

真夏に冷たい飲み物は欠かせません。
普段、冷蔵庫から取り出してすぐに飲み物を飲んでいる人は
知らず知らずのうちに便秘を引き起こしている可能性があります。

冷たいドリンクというものは、飲むと体の中から冷えてしまい
便秘解消に必要な腸のぜん動運動力が低下して腸の元気がなくなり、
便秘になってしまうことがあります。

 

冷たいドリンクもそうですが、
体を冷やす食べ物(夏に旬を向かえる食べ物やアイスクリームなど)も体を冷やし、
結果として腸のぜん動運動を鈍らせてしまいます。

真夏に熱い物を食べたり飲んだりするのはちょっと大変なので、
できるだけ常温にしたものを飲むように心がけましょう。

また、夏場ではなくても朝から冷たいお水を飲んでいる人も注意が必要です!
便秘解消のために朝起きたら水分補給をするのは良いのですが、
ここで冷たい物を食べたり飲んだりするとおなかがビックリして下痢になってしまうことも。

朝飲む1杯のお水も、できるだけ常温にしたミネラルウォーターなどを飲むようにしましょう。
朝は体が休息状態になっているので、
吸収力も高く飲んだお水もしっかり吸収されて便秘解消にもピッタリです。

 

便秘解消に効果的なお茶の飲み方

濃いお茶は便秘解消に良い

カフェインやカテキンなど適量を飲むことによって
体に嬉しい効果をたくさん持っているお茶ですが、
このお茶は効率よく栄養素を摂取するにあたって濃い目に淹れるのがオススメです。

薄いお茶よりも濃いお茶を!

薄いお茶をダラダラと飲むよりも、
濃い目に淹れたお茶を1日1杯飲む!
ほうが効率も良いですし、
何よりも1日に摂取するお茶の量を減らすこともできるのです。

因みに、カフェインやカテキンの過剰摂取は
便秘解消に繋がるどころか便秘になってしまうので、
ここは濃い目に淹れたお茶を1日1杯と決めて飲むようにするのがオススメです。

また、茶葉よりもティーパックになっているものは1杯の目安も分かりやすいので便利です。
濃い目にするには、ティーパックを増やすのではなく少し長めに入れておくだけでオッケーです。

 

常温でお茶を飲むことが便秘解消の秘訣

冷たいお茶は便秘の原因に!

お茶を飲むと便秘解消にも繋がるのですが、
そのお茶の温度も大切です。

あったかいお茶を飲む分には問題ないのですが、
冷たいお茶を飲んでしまうと体が冷えて腸のぜん動運動も鈍くなってしまいます。

また、冷たいものはおなかも壊しやすくなってしまうので
便秘で悩んでいる方はとくに気をつけたいものですね。

そこで、お茶はできるだけ常温にしたものがオールシーズン飲むことができるのでオススメです。
淹れたお茶を常温になるまで放置するのは時間も掛かってしまうので、
濃い目に淹れたお茶にお水を足して割って飲むと
丁度いい温度になるのでこちらもまたオススメの飲み方です。

イメージ的には、アイスティーなどを作る時に濃い目に入れて氷で薄めますが、
それを常温のお水で割る感じです!常温の状態だとおなかもビックリすることもありませんし、
安心して飲めるので是非夏場にも試してみてはいかがでしょうか。

 

一気のまないで少しずつお茶を飲もう

便秘に効果がある×常温のお茶、
となるとゴクゴクと一気に飲んでしまいたくなるものなのですが、
そこはグっとこらえてその1杯のお茶を少しずつ飲むようにすると
より一層効果が出てきやすくなるのでオススメです。

量さえ間違わなければ、ゴクゴク飲んでも一緒なのですが
せっかく便秘解消で飲むのなら少し工夫して飲んでみましょう。

お茶はゆっくり飲んだほうが腸に良い

お茶を一気にゴクゴクと飲んでしまうと、腸がビックリしてしまいます。
ビックリしてしまうことで、腸に余分な刺激を与えてしまいます。

便秘を解消する場合、この”余分な刺激”はご法度です!
腸をいたわるようにやさしくしてあげるのがポイントなのです。

腸のぜん動運動を活発にさせるためにも、
1杯のお茶はできるだけゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。

 

便秘解消に効果的なお茶って?

食物繊維が豊富なお茶

便秘に効果があるお茶はいろんな種類が市販されているのでどれにしようか、
どれが一番良いのか迷ってしまいます。

迷ったときにオススメなのは”食物繊維をいっぱい含んでいるお茶”を選んでみるのがオススメです。
食物繊維は腸内のお掃除をしてくれる成分で、食べ物などにも沢山含まれているため、
便秘で悩んでいる方にはお馴染みの成分です。

食物繊維を多く含むお茶が良い!

お茶にもこの食物繊維を含んでいるものが結構多く売られているのです。
ドラッグストアなどで簡単・気軽に購入できる、食物繊維をいっぱい含んでいるお茶には

”ごぼう茶”
”黒豆茶”
”ギムネマ茶”

などがあります。

この3種類のお茶の中には、とくに食物繊維が多く含まれているのでオススメです。
因みに食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があり、水溶性がとくに効果的です。
水溶性食物繊維は便をやわらかくして、老廃物を体の外へ排出してくれる効果がありますよ。

 

ビタミンCが含まれてるお茶

便秘解消にオススメなお茶の成分の中には”ビタミンC”があります。

お茶に入っているビタミンCには、
便秘解消に嬉しい善玉菌が活発になってくれる成分の1つでもあります。

その為、ビタミンCは便秘を解消したい人にはかかすことのできない成分でもあるのです。
因みにビタミンCは化粧品などにも多く使用されている成分の1つですね。
このビタミンCが大腸にいくと、善玉菌が喜びます。

ビタミンCを含んでいるお茶

このビタミンCを含んでいて、スーパーやドラッグストアなどで

簡単・気軽に購入できるお茶には

”緑茶”
”ローズヒップティー”
”ハイビスカスティー”

などがあります。

とくにローズヒップティーは便秘解消だけではなく、美肌にもなれるお茶としても人気があります。
便秘解消ついでに美容に良いお茶を飲んでおくのもオススメです。

マグネシウムが含まれているお茶

便秘解消にオススメのお茶の成分の中には”マグネシウム”もあります。
マグネシウムがどう便秘に影響するのかというと、
マグネシウムには便秘によってカチカチになってしまった便に
水分を行き届けて便をやわらかくしてくれる効果を持っているのです。

便が硬い状態だと、この硬い便がフタをしているのと一緒で
お通じもスムーズに行かず便秘になってしまうということもあります。

そんなときにはマグネシウムです!

マグネシウムは便秘解消に良い!

このマグネシウムには硬くなってしまった便を
体の外へ排出しやすくなるだけではなく、腸の動きも活発にしてくれるのです。

スーパーやドラッグストアなどで簡単・気軽に購入できるマグネシウム入りのお茶には
”杜仲茶(とちゅうちゃ)”
”マテ茶”
”プーアール茶”
があります。

 

便秘 VS お茶のまとめ

お茶

お茶を飲むと便秘する、お茶を飲むと便秘が悪化する、とも言われていますが
実はお茶は正しい量を飲むことで便秘解消に繋がるのでかなりオススメの飲み物の1つです。

結局、どういうお茶をどういう飲み方をすれば良いのかをまとめてみました。

便秘解消に効果的なお茶とその飲み方

・食物繊維、ビタミンC、マグネシウムを多く含んでいるお茶を濃い目に入れてゆっくりと飲む!
(→緑茶・ごぼう茶・黒豆茶・ギムネマ茶・ローズヒップティー・ハイビスカスティー・マテ茶・杜仲茶・プーアール茶などなど)

・強い利尿作用のあるお茶は便秘を悪化させてしまう恐れも!
(→キャンドルブッシュ・センノシドのお茶はとくに危険!)

・購入するお茶の成分をじっくりと確認する!

・お茶は常温にしたものを飲む!

・カフェインの過剰摂取は便秘を生み出す!

・便秘を解消するためには1日1.5リットルから2リットルほどの水分が必要!

これらのポイントを把握して、お茶を飲みながら便秘を解消してみましょう。

飲むのは、朝が一番オススメです。
吸収しやすいのと、腸の動きが活発になっているからです。

朝、ゆっくりお茶を飲む時間がないという人でも、
毎朝少しだけ早く起きてゆっくりお茶を飲む時間を作ってみてください。

お茶には下剤ほどの即効性はありません。
ですので、1日2日飲んだだけで「効果がない」というよりは
毎日の日課にして継続して飲んでいくことが大切です。

このお茶による便秘解消には個人差があるので、
全く効果が出ない人もいれば1回で効果が出る人もいるかもしれません。

できるだけ1週間以上は続けてみるのがオススメです。
効果がなかった場合、お茶の種類を変えてみても良いと思います。

現在、さまざま種類のお茶を購入することができます。
このお茶は種類もそうですが成分もさまざまでどれが自分に合っているのか分かりません。

目的や用途に応じたお茶を選んでみると効果が出てきやすいこともあるので、
お茶の成分はしっかりと吟味するのが良いですね。

また、お茶を飲んで便秘が悪化してしまった場合
そのお茶の成分が体に合っていない・そもそも飲み方が間違っている、
ということもあります。

便秘が悪化してしまった場合はすぐに飲むのを止めましょう。
自分にピッタリなお茶を探すのはとても大変なのですが、
最近では”サンプルセット”なども安く手に入れることができるので、
こういったサンプルセットを上手に活用してみるのもオススメです。

即効性はないものの、お茶には健康になれる成分を多く含んでいる身近な飲み物です。
便秘を解消しても、健康のために毎日継続して飲みたいものですね。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ